物 語
感 想 クセのある学生たちが繰り広げる、秘密の駆け引きが見どころだろう舞台。
元は 映画だけど、雰囲気を出すのに成功したとは言い難いような・・・どうなんだろう。
役者陣が若く、あまり経験がないように見えて、それが学生っぽさにつながればいいんだけど、なんだか未熟さが先にたってしまい、辛い。
自分じゃない他人を演じる。
その他人の中に自分の色をうまく出して、それを魅力につなげる。
役者というのは、そういうお仕事だと思うんだけど、役を演じることにいっぱいいっぱいで、とにかくセリフを間違えないようにしなきゃというのが見えてしまうのは、うーん。
はからずしも、役者というのは何かと考えるきっかけになった観劇。