堤幸彦監督の

お仕事【銀幕版 スシ王子!】

作品データ

公開日:2008年04月19日
監督 :堤幸彦
脚本 :河原雅彦
主題歌:米寿司「No more」
原案 :堤幸彦

キャスト

堂本光一【米寿司】
中丸雄一【河原太郎】
釈由美子【豊穣稲子】
石原さとみ【武留守リリー】
太田莉菜【ナエ】
伊原剛志【ハルキ】
北王路欣也【俵源五郎】

試写会

2008年03月17日 新宿ミラノ座←堤監督/キャスト舞台挨拶
2008年03月19日 シネプレックス熊本←堂本光一/伊原剛志舞台挨拶
2008年03月20日 福岡都久志会館←堂本光一/中丸雄一舞台挨拶
2008年03月21日 ワーナーマイカルシネマズ広島←堂本光一舞台挨拶
2008年03月25日 梅田ブルク7←堤監督/堂本光一/中丸雄一舞台挨拶
2008年03月26日 東京九段会館
2008年03月26日 札幌道新ホール
2008年03月26日 福岡都久志会館
2008年03月26日 衣山シネマサンシャイン (愛媛)←堂本光一舞台挨拶
2008年03月29日 109シネマズ名古屋←堂本光一舞台挨拶
2008年03月30日 TOHOシネマズ浜松←堂本光一舞台挨拶
2008年04月01日 大阪リサイタルホール
2008年04月01日 愛知県勤労会館
2008年04月02日 大阪御堂会館
2008年04月02日 MOVIX仙台←堂本光一/伊原剛志舞台挨拶
2008年04月03日 東京ヤクルトホール
2008年04月03日 札幌道新ホール←堂本光一舞台挨拶
2008年04月05日 長野グランドシネマズ←中丸雄一舞台挨拶
2008年04月07日 T・ジョイ新潟万代←堂本光一舞台挨拶
2008年04月08日 W.Mシネマズ御経塚(石川)←中丸雄一舞台挨拶
2008年04月11日 岡山メルパ←中丸雄一舞台挨拶
2008年04月13日 鹿児島ミッテ10←中丸雄一舞台挨拶

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見  所

久々の堤監督原案!
「くだらないことを徹底的に真面目にやる」というコンセプトの元に立ち上げられた(らしい)この企画。
本当に、徹頭徹尾、くだらない。
そもそも、スシ王にスシ男爵にスシ王子だし。
米を求めてニューヨークにまで行ってしまうし←何故!
スシを通じての世界征服だし←マジ!
しかして、情熱はすべてを凌駕する。
なぜ、この人がと思えるほどの達者な大物役者さんたちによる、超真剣な演技合戦に加え、堤監督渾身のギャグが炸裂。
堤さんにしては、オーソドックスなアングルが続くが、それもまた良し。
偶然、撮影日に開催されたという花火の映像が美しく。
堤監督の満面の笑みが見えるような作品。

さて、無事に銀幕版DVDも発売されたわけですが、シャレの効いた作品らしく、レンタル専用の回転板というのもあるそうです。もちろん、回転スシのこと……
特上・並・回転スシとお好みとご予算にあわせて、どぞ。みんな特典が違ってます。
残念なのは、堤さんが忙しすぎて、あまりDVDに関わってなさそうなこと……やむ落ちとか見たかったなあ。

あらすじ

goo映画より引用
半年の船旅を経て、米寿司(堂本光一)はニューヨークにやって来る。
司は、マンハッタンにいるというシャリの達人の店を探すが、日本の寿司とは程遠いニューヨークのスシ事情に驚く。
3軒目に辿り着いた寿司屋「八十八」にシャリの達人・俵源五郎(北大路欣也)がいた。
さらにそこには、日本で一緒に旅をしていた河太郎(中丸雄一)の姿があった。
一足先にアメリカで修行を始めていた河太郎には、ナエ(太田莉菜)という恋人もできていた。
以前は活気があった八十八も、店の乗っ取りを企むペペロンチーノ一味の嫌がらせにより、客足が途絶えている。
今は、自称アーティストの関西人ハルキ(伊原剛志)、店の用心棒を務める豊穣稲子(釈由美子)、元米兵のマクガイヤー、キューバからの亡命夫婦だけが常連客となっていた。
店の乗っ取り工作の裏で糸を引いているのは、ニューヨークのスシ屋を牛耳るミスター・リン。
源五郎は、初めは司の弟子入りを拒むが、次第にその熱意に心を動かされ、司に稲作りを手伝わせるようになる。
河太郎は、源五郎が司を特別扱いするのがおもしろくない。
ミスター・リンはそこにつけ込み、河太郎に裏切りをそそのかす。
エスカレートする嫌がらせに、源五郎はついに店じまいを決意する。
しかしミスター・リンは、店の存続を懸けた寿司対決を申し出る。
ただしその大会に出場し寿司を握るのは司という条件つきであった。
いよいよ決戦の日。
リンの華やかな寿司に一時審査員はリンに軍配を上げる。
だが、後に司の寿司は審査員個人個人にあわせた寿司であったことを知った審査員一同は感動し、司に軍配が上がる。
勝負に負けたリンは、仮面をはずす。
リンの正体は実はハルキだった。
勝負を終え、シャリの極意も習得した司は、再び世界へ修行の旅に出るのだった……