作品データ

放送日：2017年1月期日曜22:30
放送局：TBS
演出　：堤幸彦（1,2,4,8,9話）
　　　：高橋洋人（3話）
　　　：菅原伸太郎（5,7話）
　　　：稲留武（6話）
脚本　：福原充則
原作　：山口幸三郎
主題歌：井上陽水「夢の中へ」

キャスト

松坂桃李【日暮旅人】
多部未華子【山川陽子】
濱田岳【雪路雅彦】
住田萌乃【百代灯衣】
上田竜也【鶴田亀吉】
シシド・カフカ【増子すみれ】
北公次欣也【榎木渡】

見　　所

思わせぶりなラストから、ついに連ドラとして復活。視覚以外の感覚がない主人公ということで、見せ方がポイントになるのでしょうか。
小ネタは少なめのシリアス路線。中盤からラストにかけての盛り上がりがすごいです。感情を視覚化するCGもすごいけど、役者の演技もすごい。堤さんにしては、オーソドックスな演出ですが、それが逆に効いている。
佳作を見たい方にはオススメです。

サブタイトル

第1話：匂い・感情が目で視える探し物探偵…瞳が青く輝き事件解決!
第2話：5歳の少女が誘拐!野良犬（秘）追跡作戦!!
第3話：自殺した兄が生存!?結婚式 (秘) 女装作戦!!
第4話：合コン保育士を救えついに宿敵を発見!!
第5話：音が聴こえない少女に捧げる…愛の歌!!
第6話：ついに宿敵と直接対決ブラック旅人炸裂!!
第7話：最終章!最愛の娘が実の母と涙の再会!!
第8話：冒頭10分衝撃の告白全ての謎が明らかに!!
最終話：衝撃の結末!!復讐か愛情か…最期の選択

あらすじ

5歳の時に誘拐され、戻ってきた時に視覚以外の感覚を失っていた旅人。
彼はその能力をいかし、探し物専門の探偵になった。日々、持ち込まれる探しものの依頼。でも、彼が本当に探していたのは、自分を誘拐し両親を殺した犯人だった。
仕事のパートナー・雪路、血のつながらない娘・灯衣、主治医・榎木との暮らしの中、灯衣の保育園の保育士・山川陽子と知り合う。
彼女こそ、旅人が五感を失う前に遊んでいた幼馴染だったのたが、旅人はそのことを語らない。
旅人の両親は、雪路の父である大物政治家の秘書をしていたことが発覚する。
両親とともに、政治の腐敗を取材していた記者も死んでいた。その死のきっかけは政界の闇を暴くネタ帳。そのネタ帳を手にいれた旅人は、一人ひそかに事件の真相を追い始める。
幻のドラッグ・ロスト。
五感を極限まで解放するが、副作用で廃人になるドラッグ。旅人はネタ帳と引き換えに誘拐され、そのドラッグの実験台にされていた。彼の「視る」力はその副作用であった。
すべては最初から自分が仕組んでいたことだったと語り、雪路と決裂する。
ドラッグ売人のリッチーはロストを手にいれるために、旅人の誘拐に関わっていた刑事を脅し、刑事は旅人に脅されていると勘違いして陽子を誘拐する。
リッチーは陽子にロストを使い、感覚を狂わせる。
陽子を助けにきた旅人は、両親を殺した真犯人はリッチーであると知る。その時に、陽子が自分を愛しいると視てしまうが、それでも、復讐を優先させてしまうのだ。
残された旅人の「家族」たち。
聞こえない旅人へ電話をかけて、まだ聴力があった頃保育園で歌っていた歌を歌うと、旅人の耳にその歌が届いた。
すべてのロストを処分し、リッチーは逮捕され、旅人はようやく平穏な日々を手にいれたのだ。

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