放送データ

放送日：1999年12月24日 21時～
放送局：TBS
演出　：堤幸彦
脚本　：西荻弓絵
主題歌：中谷美紀「クロニック・ラヴ」

キャスト

中谷美紀【柴田純】
渡部篤郎【真山徹】
竜雷太【野々村光太郎】
徳井優【近藤昭男】
生瀬勝久【遠山金太郎】
鈴木紗理奈【木戸彩】
木内晶子【高成美咲】
手塚とおる【中田英二】
伊藤奈穂【竹内久美子】

見　　所

最終3話でマニア人気が爆発した「ケイゾク」。
朝倉事件後のケイゾクの面々を描いた特別編、「PHANTOM～死を契約する呪いの樹」
朝倉は死んではいなかったのか？
柴田は最終回で死んだはずでは？
そして、特別の編のラスト、彩がお参りしているお墓は誰のもの？
連ドラと続いているように見えて、まったく別の物語のようで、更に映画版もまたちょっと世界観が違っていることから、ファンの間でも異論続出。
この物語は瀕死の柴田が見た、夢？
そのあたりの謎もまた、見所の１つですね。

あらすじ

朝倉に撃たれた柴田は瀕死の重傷を負いながらも、８ヶ月後に無事に目を覚ました。
しかし、頭を撃たれたショックからか、２係の面々のことを忘れてしまっていた。
復職柴田の新しい役職は、八王子署副所長。
初出勤で張り切る柴田は、バスの中で痴漢にあったことから女子高生美咲と出会う。
美咲は、呪いをかけて人を殺した、と自首しに来たのだ。
興味を持った柴田は、美咲に連れられて呪いの木があるという伏舟神社に行く。
呪いの木に名前を刻むと死んでしまう。
実際に、名前を彫られた女子高生が死んでいた。
事件をかぎつけた新聞記者中田は、興味本位で新聞記事にしてしまう。
事件は続く……
名前を書かれた教師竹内が死に、美咲までも自殺を計る。
だが、そこにはダイイングメッセージが残されていた。
一方、真山にも朝倉からの「ゲームを再開します」という宣戦布告がなされていた。
記憶が戻らぬままに２係に協力を求める柴田。
柴田と事件を追う真山。
美咲のダイイングメッセージから浮かび上がった犯人は……中田。
だが、中田もまた朝倉に死の暗示をかけられていただけだった。
柴田を人質に取り、警察署の屋上に立てこもる。
そうして、自ら首を切る、大量の血が柴田に降り掛かる……と、なんと、柴田が記憶を取り戻し「朝倉」のことを思い出す。
それこそが朝倉の最大の罠。
「朝倉」を思い出した時、死へ向かうように入院中に柴田に朝倉が暗示をかけていたのだ。
自分で自分に刃を突き立てようとした柴田を、真山はかばい、背中に大けがを負ってしまう。
柴田はすべての記憶を取り戻し、叫ぶ。
「真山さん！」
To be continue……？

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