作品データ
放送日：2004年08月06日
2004年10月〜週1放送
放送局：め〜テレ
総監督：堤幸彦
原案 ：堤幸彦
演出 ：堤幸彦（1,2,11,12話）
：丸毛典子（3,5話）
：鬼頭理三（4,6,10話）
：神徳幸治（7話）
：納戸正明（8話）
：神徳幸治＋大なごやんＸ（9話）
脚本 ：佃典彦
：鹿目由紀
キャスト
重泉充香【加藤環】
すほうれいこ【加藤ひばり】
石田未来【加藤瑞希】
多田木亮佑【加藤光一郎】
石河美幸【加藤芳子】
佐藤二朗【加藤雪次郎】
谷川功【加藤保】
木村仁美【横山さん】
赤座美代子【加藤美津子】
関連商品
加藤家へいらっしゃい ! ~名古屋嬢っ~ SP版
2005/03/25発売 3990円
見 所
堤さんの名古屋魂ビッグバン。
企画、原案、総監督と、堤さんの名古屋愛がこれでもかっちゅーほど詰め込まれているので、他地方の人間は少し引くかも（笑）
正直、ローカルネタも多いので、画面下に注釈が入るぐらい。
名古屋人は、地方者にはわかるまいと、優越感に浸ってみればよろし。
典型的名古屋人家族がまきおこす、名古屋人的ギャグとペーソスに満ち満ちた、名古屋の名古屋による名古屋のためのドラマ。
あらすじ
名古屋を牛耳る影の実力者加藤家。
主人公の環は典型的“名古屋嬢”
派手好きでいつも男友達に囲まれ高笑いしながら、日々を過ごす。
嫁にいった姉、イマイチ地味な妹、存在感がまったくない弟と、看護婦と浮気している父、カリスマ主婦でやはり不倫している母、そして当主の三津子様。
感想
名古屋ローカルで好評放送されていたものが、年末にテレビ朝日でも放送。これは全国放送ではなく、関東ローカルのみの放送だったのか、ちょっとよくわからないけど、おかげさまで見ることができました。ありがとう＞テレ朝。
堤さんの監督は、一話と最終回？ 実は初回を見逃してしまったので、さだかではないのですが、まあ、きっとたぶん、あの展開だと初回も堤さんであろう……違ってたらすみません。
スタジオにセットを作り、そのワンセットのみでの芝居という、舞台のような作り。三谷幸喜のドラマ「ＨＲ」と同じ構成。正式名称はなんというのか知らないけど、知ってる人は教えて下され。実際には客はいれてないから一発撮りではないとは思うが、かなり臨場感ある作りで良い。シチュエーションコメディ。
毎回30分のミニドラマ。
毎回一人、家族のうち誰かを狂言まわしに、家族間のトラブルをドタバタと解決。お約束の展開や、落ちや、セリフがまた楽しい感じ。
名古屋弁での会話、有名名古屋スポットをいちいち欄外で解説という、他の地域を意識した（のか……？）お遊びも面白かったなー。
最終回には、堤さんも登場。
ローカルだからこそできた、開放感あふれるドラマ。