放送データ
放送日：2003年03月29日
放送局：WOWWOW
演出 ：堤幸彦
脚本 ：小原信治
原作 ：戸梶圭太
主題歌：小島麻由美「ポルターガイスト」
キャスト
野波麻帆【石丸ともえ】
宮藤官九郎【石丸勝雄】
石橋蓮司【阿久仏守雄】
浜丘麻矢【巴田千恵】
麿赤兒【ブルートータス】
原知佐子【レッドフォックス/サキ】
IZAM【シューマッハ】
関連商品
ご近所探偵 TOMOE -ディレクターズ・カット
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見 所
今でも一番好きな堤作品かもしれない。
小ネタもギャグも冴えまくり、キャスト(宮藤さん&真帆ちゃん)も恐ろしいほどハマリ役で、堤作品の最高峰として墓銘に刻みたいと思うほど。
原作とはかなり違うので、戸梶ファンには受けはよくないかもしれないけど、原作のイチャバカを現実で更にパワーアップしてみせたのは、流石！。
放送前に、wowwowで見所予告番組があったのだけど、それはDVDには収録されてないのかな。
あれも、かなり馬鹿馬鹿しくて凄く面白かった。
真剣にバカをやる。
という堤さんのバカ系作品のポリシーは、このあたりから始まったのかも。
あらすじ
元アイドルのトモエ（野波麻帆）と売れないイラストレーターの勝雄(宮藤官九郎)は天下無敵のバカップル。暇さえあれば（働いてないので暇だらけ）いちゃいちゃしまくりの二人なのだ。
町内会のゴミ収集は、燃えるゴミの日、燃えないゴミの日、恥ずかしいゴミの日の三種類の分類されている。
ある朝、勝雄に隠れてこっそり恥ずかしいゴミを捨てに行ったトモエだが、捨てた後で思いなおし、ゴミを拾いに行く。
だが、運命のイタズラ。
トモエが拾ったゴミは、隣の奥さん（銀粉蝶）が捨てた恥ずかしいゴミだったのだ。
偶然にも、同じノリの缶にいれたので間違えたのだった。
隣のゴミを拾ったことから、隣人のトラブルに巻込まれるトモエ。
市街地で銃撃戦がおき、ソープ嬢の覚醒剤疑惑に巻込まれ、警察に犯人扱いされ、それでもトモエは必死で自分の捨てたゴミを探しまわる。
あのゴミを勝雄に見られたら、終わりだ！
だが、トモエの願い虚しく、勝雄にトモエの出したゴミがばれてしまう。その驚愕の中身とは！
感想
笑った笑った笑った。
さすが、戸梶圭太＆堤監督。
「溺れる魚」が戸梶作品にしてはおとなしめだったのて、公開映画ということで自粛したのか、イマイチ弾けなかったのに比べ、この作品はもう、仏恥義理。
堤監督曰く「地上派でできないことをやる」ということなので、ほとんど制約をうけず、実にのびのびとやっておられます。
コネタ系堤作品が好きな方は、ケチらずにＤＶＤを買っとけ、悪いことは言わない。
個人的には、狙い過ぎとは思いつつも、「集団サザエさん」がツボ。「こういうのが好きなんだろ？」と耳元で囁かれている感じが、します。
うーん、えろてぃっく。