2004

■　2004年個人的ベスト芝居　■

ピローマン

04年は長塚圭史が関わっている舞台を、
四本を見れて非常にシアワセでした。
来年以降もっとも期待されている若手の一人ということで、
ますますの飛躍を期待。
その中でもやはり、「ピローマン」が一番よかった。
閉塞感に満ち満ちた芝居。
閉塞感どころか、
下手すりゃ窒息してしまいそうな息苦しさ、
人間の心の闇の中心にある無垢を、
ここまで描き切った作品が、あるだろうか？
あるかも知れんが、長塚圭史演出によるこの芝居が、
震えが来るほど、好きだ。